2021年2月号 絵本のSOBA

２月の”推し”絵本

子どもといっしょに、1人でじっくり。

※各絵本をクリックするとコメントが表示されます。

小さなお子さんと声に出して読んで

『わにわにのおふろ』

文／小風さち
絵／山口マオ
出版社／福音館書店
税込価格／990円

ダイコンすごいよ、見直したよ！

『大根はエライ』

文・絵／久住昌之
出版社／福音館書店
税込価格／1,430円

だまされないで！ でも、生きるってたいへんだ

『オオカミと石のスープ』

作・絵／アナイス・ヴォージュラード
訳／平岡敦　
出版社／徳間書店
税込価格／1,870円

がんばると、いいことがたくさんあるみたい

『ちょろりんの
すてきなセーター』

作・絵／降矢なな
出版社／福音館書店
税込価格／990円

奇跡のような出来事、これはほんとうの話です

『ねこの看護師』

文／渕上サトリーノ
絵／上杉忠弘
出版社／講談社
税込価格／1,650円

みんな立ち上がれ！ 働き方
改革を！

『チョコレート・ウオーズ』

作／エリス・ドラン
訳／三辺律子
出版社／光村教育図書
税込価格／1,540円

ようこそＳＯＢＡへ

今月のお客様

童話作家 すとうあさえさん

行事は祈りと感謝。小さなころから伝えていきたいたいせつなこと。

私のライフワークは季節の行事とあそびです。「こどもと楽しむ行事とあそびのえほん」（のら書店）を書いて、身の回りの自然を上手に行事に取り入れている昔の人の知恵や、由来や食、おまじないの面白さに惹かれました。

そして昨年の秋に、3年かけて「はじめての行事えほん」シリーズ全12作を書きあげました。２～３歳の小さな人たちに伝わるようにシンプルなストーリーを心がけました。

節分の『まめまきできるかな』は、ただただ豆を投げる練習をするお話です。ひな祭りの『おいしいおひなさま』は、なにかを見立ててお雛様を作るというお話です。この小さな12冊の絵本たちが家族で行事を楽しむきっかけになってくれたらとてもうれしいです。