いつでも、どこでも、気軽に手に取れる絵本、あらゆる分野を網羅して、心の成長のために、学びのために、安らぎのために、多くの宝物をくれる絵本、どうぞ手に取って読んでみてください。
ひとりで読むのも、家族で読むのも、多くの子どもたちに読み聞かせるのも自由です。
絵本の選者 正岡慧子(絵本・児童文学作家)
絵本の
SOBA(そば)はクロアチア語で「部屋」のこと。
みなさんが絵本のSOBA(そば)で過ごす時間がより充実することを願って情報をお届けします。
2026年6月の”推し”絵本
※各絵本をクリックするとコメントが表示されます。
ようこそSOBAへ
今月の話のタネ
街の小さなブックカフェ
絵本&カフェ おばあさんの智恵袋
食べながら飲みながら、絵本が読める店
場所:東京都国分寺市南町2−18−3
国分寺マンション地下1階
TEL:042−324−2708
営業時間:11:00〜22:00
※月曜日は定休日
https://picturebook-obachie.jp/
国分寺駅南口を降りて、左へ歩いて2分ほど、マンションの地下1階にその本屋さんはあります。レンガ造りの温かい雰囲気を持つお店のドアを 開けると、壁一杯に絵本が並んでいます。
🍀店主は三田村慶春さん
このお店を開いたのは1974年ですから、もう53年になります。
昔話の『3匹のこぶた』に出てくるのは、藁の小屋と木の小屋とレンガの小屋。末の子ブタが作った頑丈なレンガの家をイメージして造ってもらいました。絵本はさまざまのジャンルのものを集めています。
併設のレンタルスペースでは、ピアノのレッスンやお話会、ホームコンサートなどが開催されることもあります。一番上の棚には物語関係の資料を集めてあります。
全国の物語研究者達が調べものをするために来店することもありますよ。
🍀本屋さんを開いた経緯を教えてください。
30代半ば、都内自治体の教育委員会に在職中、子どもたち同士のイジメの状況に出会い、大人の一人として子どもたちに何ができるかと自問、メッセージをこめて童話の翻訳に取り掛かかりました。中国での出版が新聞等で掲載されたことがきっかけで、図書館勤務を命ぜられました。
定年まで司書業務に携わる傍ら、家業のレストランを絵本カフェへとリニューアル。乳幼児から高齢者まで、ゆったりと自分時間を過ごし、誰もが新たな自分と出会える居場所になれば、との願いで現在も営みを続けています。
🍀お店の名前の由来は?
2004年、店をリニューアルするに当たり、母からの「年寄りの知恵を生かした店がいいね」との言葉を受け、またアフリカには「お婆さんが一人亡くなると、図書館が一つ無くなったようなもの」という言い伝えもあることから、その場ですぐこの店名にしました。幸いな事に、今では皆さんから「おばちえ」と、親しみをもって呼ばれています。
🍀店内イベントはどんなことをされていますか?
読み聞かせ
ことばを豊かにすることは、人とのコミュニケーションを活性化させると共に、自身の人格形成には大切な要素です。
絵本の読み聞かせ、語りの会、童話の朗読会、紙芝居等を通じて、幼い頃からことばに親しめる取り組みを続けています。
音楽的な催し
幼児期から心地よい音の響きに心を委ねることは、他者との壁を払い、受容する力を育てます。
時にミニ・ コンサートやライブを開催し、楽器のレッスンでも利用していただけます。
作品を発表するギャラリーや作家さんとの勉強会
光丘真理先生を囲んで
絵本や童話の作家さんを招いての勉強会や講演会は、作家を目指す人のスタートライン。
ギャラリーでの原画展示を通じての交流なども行ってきています。
地域食堂の活動
文化、芸術面に留まらず、主に国分寺産の野菜を使っての「ぶんじ食堂」と名付けた地域食堂の活動も、2018 年よりほぼ毎月開催して今に至ります。
食と地域がつながることを知ることで、農への理解や生命の循環の考えを深めたいとの願いからです。
🍀 三田村さんは絵本も描かれていますね。
「にんじん ごぼう だいこん」
作 三田村慶春(昔話の再話)
絵 はやしらん/河内久美子
出版社 世界文化ワンダークリエイト
税込価格 370円
その他、絵本、訳書(中国語・英語)など多数。
ストーリー
長い旅を続けて真っ黒に汚れた、にんじん、ごぼう、だいこんは、宿にたどりつき、お風呂に入ることにした。
熱い湯でも我慢したにんじん、あまりの熱さに逃げ出したごぼう、良い湯加減でゆっくり入り、体も洗っただいこん。
それで、にんじんの色は赤く、ごぼうは真っ黒のまま、だいこんは白くなったとさ。わらべうたも楽しめますよ。

