
いつでも、どこでも、気軽に手に取れる絵本、あらゆる分野を網羅して、心の成長のために、学びのために、安らぎのために、多くの宝物をくれる絵本、どうぞ手に取って読んでみてください。
ひとりで読むのも、家族で読むのも、多くの子どもたちに読み聞かせるのも自由です。
絵本の選者 正岡慧子(絵本・児童文学作家)
絵本の
SOBA(そば)はクロアチア語で「部屋」のこと。
みなさんが絵本のSOBA(そば)で過ごす時間がより充実することを願って情報をお届けします。
2025年5月の”推し”絵本
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今月のトピックス! 読みましたか〜!
<新刊のおすすめ>
おもしろくてたいへんな田んぼの一年
サルインさんの「稲作ライブ」

対象 小学校高学年から
体裁 四六版、ソフトカバー 176ページ オールカラー
税込価格 1,650円
お問い合わせは くもん出版へ
〒141−8488
東京都品川区東五反田2−10-2
東五反田スクエア11F
マーケテイング部
TEL 03-6836-0333
えっ、米不足!?

“あたりまえにある”と思っていたお米が、売り場から姿を消しました。昨年は猛暑で不作だったことが原因の一つと言われています。米作りでは、農家の皆さんが天気とにらめっこすることがいくつもあるそうです。そんな米作りの大変さを具体的に知ることができます。
笑い飯・哲夫さんの田んぼの手伝い

サルインさんが米作りを始めたきっかけは、“奈良県住みます芸人“として活躍している漫才コンビ、十手・エナジー西手さんが、先輩の笑い飯・哲夫さんの畑や田んぼを手伝っていたことでした。サルインさんはその仲間に入れてもらい、わからないことは、哲夫さんに教えてもらいながら少しずつ覚えていきました。田んぼでやったこと、感じたこと、哲夫さんから教わったことなどを、小学生の皆さんでもわかるように伝えています。
サルインさんは教員免許をもっています!

サルインさんは大学で、社会科の先生になる勉強をしました。また個展を開くほど絵を描くことが好きなので、絵もたくさんのせています。この本は小学5年生の社会科の授業では学ばないだろうと思われることも多々書かれていますし、米作りをわかりやすくおもしろく伝えています。
本書の内容は?
目次
第1章 米作り【春】
・土まぜまぜ戦法! 田おこし 雷がじつはたいせつ
・あぜぬりというレアキャラ登場
・地味に大変、でも重要! 田んぼの水入れ
・田んぼを平らに整える 代かき
・田んぼ界の大スター 田植え
・田植えには手植えも必要なのだ
・さあ、手植えタイムのはじまりだ! 田植えまちがい探し
第2章 米作り【夏】
・分げつ、1本が5から6本に カエルはどこにいるでしょう?
・雑草取り、強敵を倒す
・イネに試練を! 中干し
・出穂、そして花が咲く!?
・稲刈り前の準備、落水
第3章 米作り【秋と冬】
・田んぼ界の二大スター、稲刈り!
・手で刈っていきます
・さすが! 大イベントの稲刈り
・もみを乾燥させる
・もみすりと精米 お茶碗1杯のお米の量
・わらをかたづける わらの利用
・秋や冬も作業があります
第4章 やってみた、楽しかった バケツ稲とわらの強さ実験
第5章 知っとくと得かも 戦国時代の田んぼ
第6章 解いてみよう、わかるかな? 米作りなぞかけ お米のクイズ
著者サルインさんについて

1990年石川県生まれ。
奈良教育大学総合教育課程環境教育コース地球環境専修卒業。
NSC吉本総合芸能学院大阪37期生。
中学社会・高校地理歴史・高校公民の教員免許を持っている。奈良を中心に「奈良勝手に住みます芸人」として活動。昨今は、本業のお笑い以外に絵の活動にも注目が集まっている。
特技は、絵を描くこと、野球、奈良案内、
子どもとふれあうこと。
サルインさんは、子どもたちといっしょに、
いろいろな活動をしています。

サルインさんによる
藁(わら)で幸運の亀作りイベント
田んぼでとれた藁を使って、お米作りのお話をしながら、縁起物の亀を作るイベントを開催しました。
2025年1月25日(土)
於:奈良市ならまちセンター1F
「コトナラボ」にて
