言葉は何もいらない。そんな絵本があります。
作・絵 太田大八
出版社 文研出版
税込価格 1,540円
この絵本には、言葉が何も書かれていません。けれども、主人公の女の子がお気に入りの真っ赤な傘をさして、長靴をはいて、雨を楽しんでいる感じがよくわかります。女の子は大きな黒い傘をかかえて、お父さんのお迎えに行くところです。友達とすれ違い、線路を越え、歩道橋を渡り、駅へ向かいます。絵は黒一色で描かれていますが、女の子の傘だけが赤色です。女の子が何をしたかは、言葉がなくてもよくわかります。お父さんといっしょの帰り道は、なんて楽しいのでしょう。幸せをしみじみ感じる絵本です。
