戦後の貧しい時代、新聞は誰もが読めるものではありませんでした。
文・絵 松本春野
原作 岩國哲人
出版社 講談社
税込価格 1,650円
終戦直後の日本は、生活のために家族みんなで働きました。5年生のてつおは新聞配達をしましたが、近所のおじいさんが新聞を読みにきていいと言ってくれました。おじいさんが亡くなると、おばあさんも「今までどおり、しんぶんをよみにおいで」と言ってくれました。でも、おばあさんが亡くなって、お葬式の日にてつおは知るのです。おばあさんが字を読めなかったことを。てつおに読ませようと思って、ずーっと新聞をとってくれていたのです。てつおは後に衆議院議員となり、その後はアメリカや中国、韓国の大学で教鞭をとりました。
