大事をなすには何が大切なのか、昔話は繰り返し伝えます。

再話 平野 直
画 太田大八
出版社 福音館書店
税込価格 1,320円
病気のお母さんに食べさせたくて、山梨もぎに出かける3人の兄弟。まずは長男が出かけます。途中で水をほしがるおばあさんに出会いますが、「だめ、おいらはいそがしい」と断ってしまいました。それでも、おばあさんは道を教えてくれますが、長男は沼の主に食べられてしまいます。長男も次男も帰ってこないので、三男の三郎がでかけていきました。途中おばあさんに頼まれて水をくんでくると、おばあさんは喜んで道を教えてくれ、刀と赤い茶碗をくれました。昔話は似たストーリーが多いですが、それが人の大事な心だからでしょうね。