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「おおきな木」 _絵本のSOBA

やさしい木の愛情。物語の真意を読み取ってください。

「おおきな木」

作 シェル・シルヴァスタイン
訳 村上春樹
出版社 あすなろ書房
税込価格 1,320円

あるところに、一本の木がありました。木は男の子といつもいっしょに遊びました。小さな子どもはやがて少年になり大人になります。木は喜びますが、少年は物を買うために木の実を売り、大人になった男は家が欲しいと木の枝を切り、船を造るために幹を切っていきます。木の気持ちはどうだったでしょうか? 最後に木のもとを訪れた時は、かつての少年もおじいさんでした。切り株だけになっている木の本心は? 木は、原文では女性です。お母さんの愛を描いたのでしょうか。作者の言いたいことは、何だったのでしょうか。
(旧版は1976年発行。新版は村上春樹さんの訳で2010年に再発行)

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