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第17回 家の光読書ボランティア養成講座 徳島会場(報告) _読書ボランティア養成講座

内容

【日 時】令和元年7月1日(月)10:00~16:00
【会 場】ザ・グランドパレス
【参加数】57名

<講座内容>

■講演「心をやわらかくする読みあい・読みきかせ」

 講師 村中李衣(ノートルダム清心女子大学教授)

講師:村中李衣さん_第17回 家の光読書ボランティア養成講座 徳島会場(報告)

 子どもの中に流れる時間に寄り添ってみる1分間の冒険、届ける声を意識することから始まり、読み手ごとに適している音があることや、耳をすまして聞く大切さを、実際に体験を通して語ってくださいました。

 自分そして1冊ずつの絵本に似合う読み方を学び、同じ絵本でも刷り版により違いがあること、年齢により心に響く方法の違いなどを読みあい、読み聞かせを通して伝えました。また、マレットファンの活動と繋がって感じる、国や言語を超えて絵本で響き合うことの魅力についてもお話いただきました。

 参加者からは、「楽しく、わかりやすい内容で、先生の絵本に対する情熱を感じました」「物語の住人になって、1冊の本をわかちあう事の大切さを教えていただきました」「とてもわかりやすい内容で、今までもやもやしていた疑問がパッと晴れた気分です」などの声がありました。

 

■講義「心にとどく読み聞かせ」

 講師 中 洋子(ジオジオおはなし広場 副会長)

講師:中 洋子さん_第17回 家の光読書ボランティア養成講座 徳島会場(報告)

  読み聞かせを通して、読み手と聞き手がつながることの楽しさについて、思いを込めて話されました。具体的な「読み聞かせ」のポイントや選書方法など、豊富な経験に基づく内容で、とくに高齢者を対象とした読み聞かせの話がとても説得力がありました。参加者からは、「人生に寄り添った本を選び、人生の意味を重ねることが高齢者の本選びには必要だと学びました」「あっという間に時間が過ぎ、もっとお聞きしたかったです」「自分が楽しんで、楽しい時間を共有することを頭に入れて活動します」などの声がありました。

 

■実技「絵本を読んでみましょう」

 講師 徳島県内の読書ボランティアのみなさん

講師:徳島県内の読書ボランティアのみなさん_第17回 家の光読書ボランティア養成講座 徳島会場(報告)

  グループに分かれて、1人ずつ絵本などの読み聞かせを実際に行いました。講師から1人ひとりに向けての丁寧なアドバイスはとても参考になったようです。「基本となる絵本の取り扱い方や読み方がよくわかりました」「丁寧にアドバイスをいただき、勉強になりました。すぐに活動に取り入れたいと思います」などの声もありました。

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