内容
【日 時】令和元年7月19日(金)10:00~16:00
【会 場】静岡県農業会館
【参加数】46名
<講座内容>
■講演「季節の行事を楽しむヒントと絵本のおはなし~絵本のチカラを伝えたい~」
講師 すとうあさえ(幼年童話作家)
1年を行事でたどりながら、由来やおまじない、行事食、歌などをクイズにして紹介してくださいました。日本の四季をたどるなかで、適切な絵本の読み聞かせや、行事の大切さの確認と、誰にでも親しみがわく「おはなし会」の持ち方についても紹介してくださいました。絵本とハーモニカを組み合わせた読み聞かせの実演も盛り上がりました。
参加者からは、「せわしなくすごしている毎日ですが、子どもと一緒にぜひ季節を楽しんでみたいと思いました」「自分が育ってきたことから思い起こすことができました。もう一度振り返って行事を見直してみたいと思いました」「薄れていく季節感、子どもに伝えていく大切さ。自分自身にとっても勉強になりました」などの声がありました。
■講義「読み聞かせをしてみましょう」
講師 小池千鶴(静岡おはなしの会)
子どもにとって本を読むことがいかに大切か、そのきっかけづくりとなる読み聞かせの重要性をお話いただきました。具体的には、さまざまな種類の絵本があること、年齢に合った本を選ぶコツなどを丁寧に説明くださいました。「素話」もとても迫力がありました。参加者からは、「絵本の中に子どもの目と心を引き込んでいくことが大事だとわかりました」「相手を考えて本を選ぶということの大切さがわかりました」「素話がとてもよかったです。感動しました」などの声がありました。
■実技「絵本を読んでみましょう」
講師 静岡おはなしの会のみなさん
グループに分かれて、一人ずつ絵本などの読み聞かせを実際に行いました。講師から一人ひとりに向けての丁寧なアドバイスはとても参考になったようです。「本の選び方や、読み聞かせする対象によっても選書は重要だと感じました」「手あそびなど、場のあたためかたやつなげかたのコツも教えてもらえてよかったです」「細かく優しく指導していただけてよかったです」などの声がありました。