内容
【日 時】平成３０年７月３日(火) １０：００～１６：００
【会 場】奈良県農協会館
【参加数】６７名
＜講座内容＞
■講演 「季節の行事を楽しむヒントと絵本のおはなし」～絵本のチカラを伝えたい～
講師 すとうあさえ （幼年童話作家)
一年を行事でたどりながら、由来やおまじない、行事食、歌などをクイズにして紹介し、自然への感謝の気持ちを振り返りました。日本の四季をたどるなかで、適切な絵本の読み聞かせや、行事の大切さの確認と誰にでも親しみがわく「おはなし会」の持ち方を学びました。また、『家の光』掲載の親と子の童話をみんなで読みあうことで、実践にも役立つ学びの場となりました。参加者からは、「ケアハウスなどの活動にいかしたい」「次の世代へ継承したい」などの声がありました。
■講義「絵本の読みあい、読み聞かせをしてみましょう」
講師 奈良子どもの本連絡会
絵本の読み方などの基本から絵本の選び方や紙芝居の演じ方、おはなし会のプログラム例を具体的にご紹介いただきました。特に、手遊びやわらべ歌は参加者が一体となって行なわれ、すぐに実践できる内容となりました。参加者からは、「絵本を通して人とふれあうことの楽しさを知ることができた」「地域に戻って実践していきます」などの声がありました。
■実技「絵本を読んでみましょう」
講師 奈良子どもの本連絡会、すとうあさえ
グループに分かれて、一人ずつ絵本などの読み聞かせを実際に行いました。参加者からは、「講師からの指導が、一人ひとりに寄り添った具体的なアドバイスで良かった」などの声が数多く聞こえました。「読み手によって、同じ絵本でも全くちがった感覚に包まれることを実感しました」などの感想もあり、これからの活動への意欲がわいたようです。
