内容
【日 時】平成30年7月13日(金) 10:00~16:00
【会 場】JAビル宮城
【参加数】71名
<講座内容>
■講演「聞き手といっしょに味わう物語の世界」
講師 光丘真理 (児童文学作家)
作家としての思い、ボランティアでの経験談、読む対象にあわせた本の選び方や絵本の読み聞かせの実演などをしていただきました。幅広い視点からの講演は、絵本の楽しさや年齢にかかわりなく心癒される時間がもてることを教えてくれました。また、『家の光』掲載の「子どもの目」をみんなで読みあうことで、実践にも役立つ学びの場となりました。参加者からは、「語り手と聞き手が一緒に楽しめる大切さがわかった」「たくさんのジャンルの絵本の紹介は、勉強になりました」などの声がありました。
■講義
「読み聞かせに食育絵本を! ~いま、なぜ大人の為の読み聞かせなのか&絵本とワークショップ」
講師 堀米薫(児童文学作家、専業農家)
講師 菊地里枝 (フリーアナウンサー)
講師 押野知子 (絵本作家)
読み聞かせの役割から始まり、本の選び方や絵本の届け方(持ち方や読み方、配慮するポイント)まで、きめ細かくご紹介いただきました。特に食育絵本の大きな役割や可能性を教えてくれました。癒しと活力が必要な大人にこそ読み聞かせが大切なことを、実際の活動のなかから具体的に報告いただきました。さらにペープサート作りを実践することで、「読む×つくる」で広がる想像力を体験してもらいました。参加者からは、「絵本から食べることへの興味につながり、食育には最適」「大人の読み聞かせも必要ですね」「活動に取り入れたい」などの声がありました。
■実技「絵本を読んでみましょう」
講師 宮城県内の読書ボランティアのみなさん、光丘真理
グループに分かれて、一人ずつ絵本などの読み聞かせを実際に行いました。一人ひとりの個性を大切にした丁寧なアドバイスは、とても参考になったようです。「他の人の読み聞かせを聞くのは、大変参考になります」などの声もありました。