内容
【日 時】令和元年7月24日(水)10:00~16:30
【会 場】飯田橋レインボービル
【参加数】24名
<講座内容>
■講演「紙芝居の作り方を学ぼう」
講師 山本省三(紙芝居作家・絵本作家)
講師 すとうあさえ(幼年童話作家・紙芝居作家)
参加者(小学生から高齢者まで)に向けて、実演を通じて紙芝居の特性を理解してもらうところから始まりました。物語を考える柔らかな発想の訓練を、見立て遊びや、言葉遊び、2つの名詞ゲームなどからたくさんのアイデアを教えていただきました。
続いて、4コマで考える物語の構成について実演をまじえながら教えていただき、ストーリーづくりのヒントや絵を描くときの注意点、紙芝居と絵本の違いなども紹介いただきました。参加者からは、「紙芝居と絵本の違いを初めて知り、勉強になりました」「自分の頭の固さに気づかされました」「内容が濃く、とても勉強になりました。作成のヒントをたくさんいただけました」「クイズ形式で楽しく聞けました。ポイントもわかりやすく説明いただけて、とても参考になりました」などの声がありました。
■実例添削「紙芝居の実例から考えてみよう」
講師 正岡慧子(児童文学作家)
山口実恵(第9回家の光食農教育紙芝居コンクール入選者)
テーマをしぼってシンプルにすること、ストーリーには山場をつくることなど、紙芝居ならではの脚本を書くコツや、絵の描き方について具体的に教えていただきました。実際の作品を使って、修正前と修正後を見せることで、具体的でわかりやすい内容となりました。参加者からは、「ビフォー、アフターがあってわかりやすかった。ほんとうに役に立つ内容でした」「紙芝居は横に立って読むなど、読み方を教えていただけてよかったです」「紙芝居と童話の文章の違いなどが、実例があることで、とてもよくわかりました」などの声がありました。
■実習「紙芝居を作ってみよう」
講師 山本省三、すとうあさえ、正岡慧子
個人や家族、グループで紙芝居づくりに取り組みました。まず、「絵コンテ用紙」で大きな話の流れを作り、次に舞台に入る大きさの紙(B4画用紙等)で、絵と脚本を書いていきます。講師が相談にのりながらすすめていき、各々真剣に作品づくりに集中。最後に紙芝居の演じ方のポイントを講師からお伝えし、希望する参加者に発表していただきました。参加者からは、「子どもと一緒に楽しく作ることができました。先生からも声をかけていただき、とても相談しやすかったです」「脚本や絵についての先生方のヒントやアドバイスが的確でした」「作るための道具を用意いただきありがたかったです」などの声がありました。